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2024年度
サイバーセキュリティに関する特別講義を実施! (2024.12.5)
2024年12月5日(木),中国四国管区警察局 情報通信部の皆さまをお招きし,サイバーセキュリティに関する特別講義を行いました.
この講義は,例年情報工学科の4年生を対象に実施しています.内容はインターネット・サイバー空間での脅威に関する講義のほか,遠隔操作ウイルスを悪用したスマホ乗っ取りの実演,PCの知識に関するクイズ,企業のCSIRT担当者としてサイトへの不審なアクセスの解析・不審なファイルの解析といったトラブル対応など,様々な形でサイバーセキュリティの一端を学びました.
学生にとって,本校の授業でサイバーセキュリティを学ぶ機会はほぼ無く,授業で学ぶ知識や技術がこのような形で活用できること,そのような技術が正義の力にも悪の力にもなりうることを身を持って感じる貴重な機会となりました.また,サイバーセキュリティ分野が自身の進路の一つになることを知るきっかけにもなりました.
AtCoder Junior League 2024 Summer 個人部門で20位入賞! (2024.11.15)
情報工学科3年の田中 庵さんが、「AtCoder Junior League 2024 Summer」の高3個人ランキング(アルゴリズム部門)において、見事第20位にランクインしました。
このコンテストは、プログラミング技術やアルゴリズムの理解力を競う全国規模の競技プログラミングの大会として知られています。田中さんは卓越した問題解決力を発揮し、激戦の中で上位に食い込む快挙を成し遂げました。その結果、上位入賞者として賞状と景品が贈られました。田中さんの今後のさらなる活躍を期待しています。
全国高専プログラミングコンテスト,競技部門で優勝!課題部門で特別賞! (2024.10.20)
10月19日(土)・20日(日)に奈良県の「なら100年会館」にて「第35回 全国高等専門学校プログラミングコンテスト 本戦」が開催されました。本校からは予選を通過した課題部門 1 チーム・競技部門 1 チームが出場しました。
課題部門はテーマ「ICT を活用した環境問題の解決」の下に作品を制作し、全国 3 位に相当する「特別賞」を受賞しました。競技部門は与えられたルールによる対抗戦で「シン・よみがえれ世界遺産」のテーマの下、決勝戦を勝ち抜いて全国 1 位で優勝し、「文部科学大臣賞」「情報処理学会 若手奨励賞」「電子情報通信学会 若手奨励賞」を受賞しました。競技部門において、松江高専は今回が初優勝となります。加えて「第 16 回 NAPROCK 国際プログラミングコンテスト」の Competition Section で Champion を受賞しました。
課題部門、山﨑巧実さんよりコメント「今回の大会のテーマが難しく、本番の日まで色々なトラブルがありましたが本メンバーやサポートメンバーの協力のおかげで無事乗り切ることができました。」
競技部門、三島知樹さんよりコメント「僕は過去4回高専プロコンに参加しており、今年で最後の参加だったため気合を入れて競技に取り組んでいました。今までの経験を活かし、優勝という結果を手にすることができてとても嬉しく思います。」
閉会式では本校の和田清校長が来年度開催の次回主管校として挨拶しました。第 36 回高専プロコンはキャッチコピー「水都で創る、未来のイノベーション」の下、松江高専主管で開催予定です。
○ 課題部門:特別賞
タイトル:バイオ炭治郎 -炭素貯蓄編-
メンバー:山﨑 巧実(電子制御工学科 2 年),岩成 広樹(電気情報工学科 2 年),辻 蓮治(情報工学科 1 年)
開発サポート:澤和 楓音(情報工学科 2 年),田中 煌珠(電子制御工学科 2 年),池田 小夏(情報工学科 1 年),鎌田 眞太郎(情報工学科 1 年),
会場補助:三國 祐太郎,池田 翔哉,北畠 壮一郎,洗川 晃蔵,大場 隆平,成相 拓真,西村 鴻志
指導教員:村橋 究理基
副指導教員:杉山 耕一朗
○ 競技部門:優勝
チーム名:回鍋肉
メンバー:三島 知樹(専攻科 2 年),田中 庵(情報工学科 3 年),長谷川 友音(情報工学科 4 年)
指導教員:橋本 剛
学生が企画・開発した体感型アトラクションを展示しました! (2024.9.15)
2024年9月15日(日),奥出雲町の奥出雲多根自然博物館にて情報工学科4年生尾原周太さん・木谷優汰さん・福賴雄倫さんが企画・開発した体感型アトラクションを展示しました.
アトラクションは二つあり,一つは古代の狩猟を模したアトラクションで,吹き矢型の装置を使ってスクリーンに投影された恐竜を狩るゲームです.こちらは,過去に全国高専プログラミングコンテストに応募した作品「HOME ARROWN -世代をつなぐスポーツ吹き矢システム-」の成果活用の一環として開発されました(詳細:https://www.procon.gr.jp/wp-content/uploads/2017/03/27_app10011.pdf)
もう一つは恐竜について学ぶアトラクションで,恐竜を呼び出すポーズで恐竜が出現したり別のポーズで恐竜を帰したりと,楽しみながら学ぶ工夫がされています.
今回のプロジェクトは,奥出雲多根自然博物館協力のもと5年前にスタートし,試作段階や新型コロナウイルスによる中断,また歴代先輩からの引き継ぎを経て本格的な開催にこぎつけました.学生らは,PC上でのアプリケーション開発から3Dプリンタを用いての吹き矢製作まで,多岐にわたる作業に取り組みました.
イベント当日は,宿泊者の方や近隣小学校の生徒さんに体験いただき,とても楽しんでいる様子でした.学生にとっても,日頃の勉学の成果をこのような形で還元でき,大変有意義な機会になったと思います.
オープンキャンパスを開催しました!(2024.8.2-3)
8月2日(金)・3日(土)に本校オープンキャンパスが開催されました。情報工学科では「カニロボ」、「4年生製作ゲーム」、「5年生製作VR(バーチャルリアリティ)」体験をしてもらいました!
両日、大変暑い中、多くのみなさんにご参加いただきありがとうございました。参加してくれた中学生の皆さん、また情報工学科でお会いできるのを楽しみにしています!
情報工学科卒業生・イラストレータの山本ゆうか様に学科クッズをデザインいただきました! (2024.4.11)
情報工学科の卒業生でありイラストレータ・漫画家の山本ゆうか様に,学科クッズのクリアファイルをデザインいただきました.今後,学生募集や学科PRにて活用していきます.
情報工学科で学ばれた山本様ならではの,学生を知り尽くしたマシマシな描写が,圧倒的インパクトを感じずにはいられません.また,女子学生が持つティーカップに入ったしじみ汁からは,山本様の情報分野への造詣とともに,島根に対する深い愛情が伝わります.
学科グッズ,今後の展開にもご期待ください!